清掃作業監督者のビルクリーニング技能士は国家資格

ビルクリーニング技能士は国家資格 ビルクリーニング技能士は国家資格です。この資格を取得すると建築物清掃業の事業登録に必要である清掃作業監督者になることが出来ます。
企業が事業登録をするには清掃作業監督者が必要です。
清掃作業監督者はビルクリーニング技能士試験合格者もしくは建築物環境衛生管理者の免状の交付を受けている者でなければなりません。
建築物環境衛生管理者はビル管理技術者とも言われこちらも国家資格です。

ビルクリーニング技能士は近年(平成28年度)まで単一等級の試験でしたが、現在では1級から3級、さらに基礎1級、基礎2級と5等級に分けられています。
最も難関なのが1級で初心者向けなのが基礎2級です。上記の清掃作業監督者の要件を満たすには1級に合格する必要があります。
このように制度設計を変更した理由として、状況変化に柔軟に対応することなどが挙げられています。

ビルクリーニング技能士試験にはそれぞれに受験資格がもうけられており、誰でも受験できる訳ではありません。
特に清掃作業監督者の要件になる1級の受験資格は、5年以上の実務経験があること、もしくは2級に合格してから1年以上の実務経験があること、あるいは建築物衛生管理科の職業訓練指導員免許状を有する、またはビルクリーニングに関する短期課程の普通職業訓練で総時間700時間以上のものを修了し、4年以上の実務経験を有することとされており要件が厳しく設定されています。
1級に関しては以前のビルクリーニング技能士試験試験より受験要件が厳しく設定されることとなりました。

ビルクリーニング技術を競う大会もある

清掃作業には知識も技術も必要なのは国家資格として取得の困難なビルクリーニング技能士試験の概要を見ても理解出来ます。
そして日頃培った成果を競うビルクリーニングの大会が定期的に開催されています。

最も大きな大会は全国ビルクリーニング技能競技会という名称で実施されています。
この大会に出場するには、まず各都道府県で実施される競技会で勝ち残る必要があります。勝ち残った選手がさらに9の地区での競技会に進むことが出来ます。
そこで選出された18人のビルクリーニング技能士が日本一をかけて競うというものです。

内容については、指定コート内において作業準備・除塵・洗浄・汚水取り・仕上げ拭き・乾燥・床維持材の塗布・後始末を行うというものです。
審査基準はクリーニング作業の正確さや美しさ、速さなどを判定して行います。

全国ビルクリーニング技能競技会は2017年に実施されたもので15回となっています。
会場はさいたまスーパーアリーナや東京ビックサイトなど大きな施設を利用して行っています。
全国ビルクリーニング技能競技会への出場には資格が必要となっており、誰でも参加出来る訳ではありません。
参加資格は以下の通りです。

  • ビルメンテナンス協会会員会社に所属している
  • ビルクリーニング技能単一等級所持者もしくは1級資格所持者
  • 過去にビルクリーニング技能競技会本選出場者、または中央・地方技能検定委員及び指導講師経験者ではない